猛暑のなか、本日も大勢が集まりました。本番まで残すところ2か月ですので当然と言えば当然ですか?午前中は一部4曲。難曲の中世の放浪学生に時間がとられます。テンポが揺れに揺れる楽章では、まだ指揮者の細かい修正が続いています。
チラシにも登場する「教会に眠るねこ」は音色の変化を大切に、「マンドリン酒場の夜」はリズミックに楽しく、流星群は強弱の幅をダイナミックに、少しずつ曲のイメージが形になり始めています。
午後からはスペイン特集の4曲。流れる部分と弾きこむ部分のコントラストが重要な「コルドバ」、スペインの光と陰を意識した「鳥の歌」「糸を紡ぐ娘」、色彩感豊かな「スペイン第2組曲」指揮者の描くイメージをどこまで音に変換できるかがこれからの勝負どころですね。